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ヤンデレからほのぼのまで 現在沈没中
 

誤字等気になることがあり
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御礼文でヤンデレだらけ




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律さんのお題を頭からかじりついてみることにしました
せっかく貰ったので全消化を目指して、短めでいってみます

とりあえず7こ




「ねーねーリンー」
「どしたの?ミクねぇ」
「なんでお姉ちゃんとお兄ちゃん、あんなに仲いいの?」
「えー、別に普通じゃないかな」
「普通じゃない!この前なんて一緒にお酒飲んでたんだよ?!」
「どこで?」
「リビングで。たしか横でレンがテレビ見てた」
「私は普通だと思うけどなー」
「あーあ。お兄ちゃんが私を食べてくれればいいのに」
「み、みくねぇ?!なんか危ない発言じゃないかなそれ!」
「でもさ、指とかこっそりアイスの中に入れておけばお兄ちゃんなら食べてくれそうじゃない?」
「あ、そっちの意味だよね。あーはずかしい!ってミクねぇ!それもダメだって!」
「そうだよね、やっぱり私の一部だってわかって食べてもらいたいよね」
「ち、違うんだけどなあ…」




マザーグースの舞台裏

あるマザーグースがこんなだったらいいなと。
ヤンデルミクとリン

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ひたりひたり、廊下に裸足の足音

ぽたりぽたり、廊下に何かの水音

青い髪の青年が冷え切った廊下をよろよろと歩く。

どうにかしてこの場から逃げ出さなければならない。
この暖かく優しい場所には、自分のようなモノが居てはいけないのだ。

視界を掠める赤色の幻影に堪えながら、彼はひたすら闇の濃くなる場所へと足を進めた。




暗い足跡

カイトとアカイトで、アカイトが悪性だった場合

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ふぅ、とようやく息をつく。
魔物だらけのこの平原は、進むたびに戦闘になるから自分達の通って来た道がよくわかる。
振り返れば、急速に風化していく魔物達の死骸。
だけどなぜだか血だけはしっかり残って、これも消えていけばいいのに、とダガーに付いた血痕を拭き取った。

本当に気持ちの悪い道を通って来たのだと、改めて実感する。
食べる為でもなくただ邪魔だという理由だけで命を切り捨てる自分はなんて醜悪なんだ。
このまま俺も消えてしまいたい。

「レンー?そろそろ進むよー」
「早く次の街に着かなきゃまた野宿だぞ?メイコがキレるからはやく!!」
「何胃ってんのこのバカイト!」
「あ、ちょ、ホーリーランスは止めてそれ致命傷になっちゃう!!」

仲間達の、家族達の声がする。
みんなだって、この道の意味をわかっていないはずはないのに、それでも前を見て笑うみんな。強い、と思う。
俺も、ぐずぐずしていられないな。
まだ俺を待ってくれているみんなの所へ駆ける。

そうだ、こんなとこで止まってなんかいられない。
壊した命を償うのは、全てが終わったその時にしよう。

「待てって!今いく!」




血痕・血の道

ファンタジィなレン君とリンカイトメイコ。ちなみにミクは掠われてたりするんじゃないすかね

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視界が赤く点滅する。
そのくせいつも以上に鮮明な視界は、レンの驚いた顔と、リンの泣きそうな顔とをメモリに焼き付けるみたいに映る。
リンが俺に手を伸ばすけど、見えない壁に阻まれてる。
レンの喉元には俺の右手が力無く絡まっているけど、もうさっきみたいに絞めてはいないみたい。

よかった。

ウイルスを俺の中でくい止める事は成功したみたいだ。
あとはこの隔離された場所で俺がウイルス共々破壊されれば、パソコンへの影響は無し。マスターも安心だ。
ウイルスが侵食した右肩はもう紫の斑模様になってて、すごく気持ちが悪い。

ああリン、レン。こんな気持ち悪いもの見ちゃだめだよ。ほら早く逃げて。

伝えたいけど防壁があるしそもそもウイルスが喉まで侵食して声が出せない。これじゃあ歌もうたえない。悲しい。
こんな思いを、大事な家族達にさせるわけにはいかないだろう。

1秒でも早く、俺が壊れればいいのに。




侵食

ウイルス感染兄さんと鏡音

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「だから!お前は絶対間違ってる!なんだそれ!牛丼じゃなくて七味唐辛子丼だよふざけんな腹壊すし!!」
「はぁ?お前の方がありえねぇよなんだよそのグロ画像牛丼の上にアイスってお前狂ってる!!」
「別にいいだろ?!このアイス生牛肉味なんだから!」
「な、なまにく?!気持ちわりぃ!」
「生牛乳アイスがあるから別に問題ないだろ?なんだよその過剰反応」
「もっと常識的な味覚を身につけてくれお願いだから切実に!!!」




俺の世界

カイトとアカイトの趣味の世界。今回はカイトの勝ち

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「あー、疲れた。ん?なぁリン、この机の上のジュース飲んでいいか?」
「アカにぃおかえりー。別にいいよ」
「いただきまーす。ブゲァファ!!」
「あーあ、ジュースじゃなくてシャボン玉水だったのに。ちゃんと何か聞いてからのもうよアカにぃ」
「…………………」
「これは、へんじがない ただのしかばねのようだ って展開だね」




シャボン玉

アカイトとリン。アカイトには酷いリンだといいな。でもあくまでも悪戯だよ!嫌いなわけじゃないのさ!

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ひゅい、と指揮棒が宙を舞い、それにつられてミクの視線も半円を描く。
ミクが見るのはある有名な指揮者のビデオ。
彼女は指揮するよりもされる立場にあるが、だからこそ音を操る魔法使いのような彼らにも興味をそそられた。

指揮棒の動きによって、音が膨らみ、時には縮んでいく。
その流れが気に入ったミクによってマスターに指揮棒がはプレゼントされ、マスターの指揮レベルが異様に上がったのはまた別の話。




魔法の杖

音楽大好きミクちゃん!

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