ヤンデレからほのぼのまで 現在沈没中
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こたつ の続きです
会話9割
亜種大量生息中につき!
「あーもう!だれ!?今赤甲羅投げたの!」
「ネルちゃん、多分アカイト君……」
「あ、アカイトさん後ろにスターきてますよ?」
「………」
「うぉあっぶねってちょ、帯人、お前さりげなくゴールしてんなよ!」
「……うるさい」
「はい、俺もゴール」
「あーくそ、メイトもかよ!ってああ落ちた!!」
「あっはっは!よそ見してるからよ!はい、アカイトビリね!」
「だああああ!くっそ!」
「ん?あぁ。ほらアカイト、カイトが起きましたよ」
ぎゃーぎゃーと騒がしい声にカイトが目を開くと、そこは色の巣窟だった。
赤に始まり茶、紫緑白金銀桃と、見覚えのある配色。
へ?とほうけたままのカイトの裾を引っ張る腕。
見ると、ニガイトが不安そうな顔でカイトを窺っていた。
「ごめんねカイト…アカイトが無理矢理連れて来ちゃって……」
「本当、驚きましたよ?アカイトがいきなり大荷物抱えてやって来た時はついにアカイトの頭が壊れたかと思いました」
「それでいきなり僕に…サンタさんだぞって言ってきて……僕だって一応みんなと同じ年なのに…」
シロイトも加わっての説明いわく、カイトはさっきこたつから出たところで昏倒させられ、このメイトの家まで運ばれてきたという。
「いや…おどろいたけど大丈夫。みんなはマリカ?」
「そうなのだよ。帯人さんが強くて強くてしかたがないんだ!」
「つかテトが弱いんだろ?」
「しかし、アカイトさんの方が弱くないか」
「ぐっ…」
「まあまあ、お前らはゲームでもやってろって。テトちゃんと俺交代な?ほら、カイトは酒でも飲もうぜ」
「でも俺、酒あんま飲まないんだけど…」
「こんぐらいならお前だっていけんだろ。のめのめ!」
さしだされたのは焼酎一瓶。思わず固まるカイトに、メイトは笑う。
「え、ちょ、メイト?」
「おいおい、お前こんな量も飲めねえの?ハクちゃんなんかさっき、あっつーまにのんじまったぜ?」
「ちょ、それってやばいんじゃ…っひ!?」
「カーイトくん?なーにがあーやばいのかぁな?」
隣からスルリと伸ばされた白い腕が首に絡まる。
ビクリと硬直したカイトに構わず、ネルがぐだぐだと喋り始めた。
「カイトくーん、カ イ ト くーん!!ねーぇ?ねーえーねーえーねーねー?」
「あー、いいなーカイト。ハクに絡まれて」
「ほんっとおバカねアカイト!またよそ見するなんて!」
「うっわまたかおまえ!」
「…………1位」
「帯人は本当に速いですね」
「かいとくーん、きーいーてーるーのー?」
「あっはっは!カイトハーレムかあ?」
「ハーレム?それなら私もゴールしたらやろう」
「…テト…ハーレムの意味って………わかってる?」
「いまいちわからない。でも楽しそうじゃないか!」
「そう…まあいいけどさ………」
「だ、だれか助けてぇえええぇええぇぇええ!!」
アカイトの犯行動機はマリカがやりたかったからじゃないでしょうか
多分メイコ達のとこは笑っちゃいけないあれをみるから拒否られたんですよきっと
誰が誰だかわかったあなたはもうなんか、すごい人!!
1月7日++都合によりテトの口調を変更しました。軍服に注目しすぎた気がしなくもない
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